ここはどこか、
君は誰か。
そして、私は、誰?
ここは夢の中?
夢の中で見る夢こそが現実?
どちらが本当なの?
今、
私の瞳に写っているもの
私の手に触れているもの
私の耳に聞こえているもの
私の肌で感じているもの
すべてが、
すべてが夢の中の幻想?
幻想なのかもしれない。
本当は、
私が夢と呼ぶその世界こそが
現実なのかもしれない。
そもそも
私は、存在していないのかもしれない。
今私が五感で感じ取っているものすべてが
存在せず
誰かが見ている夢のかけらの一つでしかないのかもしれない。
私は存在しないのかもしれない。
私は、きっと存在していない。
哲学を語るつもりはない。
タダ一つ。
私は、存在していない。
だから、
私には、
名前がない。